
ひまわり証券「エコトレFX」の売買シグナル(ストラテジー)を作成しているのは、プロバイダーと契約しているプログラマー、もしくは会社の社員である。
どちらも、FXの自動売買ストラテジーの作成に精通している専門家であり、高度なチャート分析やコンピューターに関する技術を持っている人が作っている。
したがって、売買シグナルの取引根拠は論理的に行われるようになっていることは間違いのない事実である。そのような高度なプログラムが誰でも利用できるのが、エコトレFXの特徴であり長所でもある。
シグナルプロバイダーは他に3社ある!
エコトレFXで取り扱われているシグナルは、ひまわり証券が自社で開発したものが含まれる一方で、外部の会社から集められたものもある。
その外部の会社とは、fx-onで知られている「ゴゴジャン」、「テラス」、「オスピス」の3社である。いずれの会社も、エコトレFXだけでなく、MT4のEAなどの他のFX自動売買システムの販売にも取り組んでいる。
エコトレFXに出品しているストラテジーの多くは、MT4のEAとしても阪ばしているものである。つまり、エコトレFXにおいてもMT4のEAが使えることに等しいといえるだろう。
EAを直接購入しようとすると、1つあたり数万円かかる。しかし、選ぶだけでしかもスプレッドと少しの手数料だけで使えるエコトレFXであれば、ほとんど追加費用なしで利用できる。
永遠に使うわけではなく、少額の資金で一時的にストラテジーを使うのであれば、エコトレFXはそうしたプログラムを利用できる絶好の手段であることは間違いない。
ただし、改造はできない
ただし、エコトレFXの場合はカスタマイズが一切できない。MT4のEAを購入すると、デフォルトのプログラムを自分で改造して少し違ったストラテジーに変化させることができる。
エコトレFXにおいては、あくまでもストラテジーをレンタルするという仕組みになっていることから、改造は一切できなく、ただ選んで使うということになる。
売買シグナルを一覧の中から好きなものを選んだら、あとは100%そのプログラム通りに従って取引するのみというスタイルになるのが「選択型シストレ」であるエコトレFXの特徴である。
もしカスタマイズ性を重視したいのであれば、エコトレFXをはじめとする選択型のFX自動売買ではなく、上級者向けのMT4などがおすすめとなるだろう。とはいえ、MT4となるとコスト費用もかかってくる。
初心者~中級者、あるいは比較的少ない資金でFX取引の自動売買に挑戦するのであれば、エコトレFXがスタートの場として非常におすすめであることには変わりない。