ひまわり証券の口座開設の審査基準とは何か。実際に取引できるまでにかかる日数期間は何日くらいなのか。審査で落ちることはあるのか、それとも誰でも簡単に申し込むことができるのか。
シストレの黎明期に「エコトレFX」のサービスを開始し、選ぶタイプの自動売買が日本で初めて登場したツールである。その証券会社であるひまわり証券の口座開設の流れについて説明する。
ひまわり証券とは?
社名:ひまわり証券株式会社 (Himawari Securities, Inc.)
資本金:4,330,028,128円
設立:2002年2月14日
ひまわり証券の口座開設を行う方法と、その際の審査の基準については至って簡単なものとなっている。そして、一度ひまわり証券の口座開設を行えば、レギュラー・シストレ両口座を利用することができる。
口座開設をやる際に、応募者が行うことといえば、個人情報を記入して、本人確認書類をアップロード、メール添付、FAX、または郵送にてひまわり証券宛に送るだけである。
「口座開設はこちら」のリンクをクリックすると、このような画面が現れる。この中で、さらに口座開設はこちらの部分をクリックすると、いよいよ申し込みの手続きの画面につながる。
この記事を読んでいる人のほとんどの人は、個人の利用者となるだろう。個人の人であれば、左の「個人口座」の部分をクリックし、申し込みのフォームへとアクセスする。
口座開設のための個人情報を入力する画面になる。まず最初に、取引の際の注意点などの規約に同意するボタンにチェックマークをつける。これによって、規約に同意することになる。
この規約等に関しては、他の証券会社やFX会社のものとの大差はない。為替変動やシステム環境に関するリスクへの同意が求められる程度であり、極当たり前の話ばかりであるので、特に不安に思う必要はない。
次に氏名や住所、電話番号、Eメールアドレス等を記入する。パソコン上でフォームに従って文字を打つだけである。少し手間と感じるかもしれないが、内容としては非常に簡単であり、決して難しくはない。
記入する内容としては、ネット通販で何かの商品を買う際に、自分の氏名や自宅の住所を入力する作業とほとんど同じである。メールアドレスについても、Gmail・ヤフーメールなどのフリーメールでも何の問題もない。
口座開設の応募フォームへの記入は約5分ほどで終わる。このステップにおいて、特に考える内容は一切なく、ただ応募フォームに従って記入するだけの作業となる。
次に行うべきことは、本人確認書類をインヴァスト証券宛に送る作業である。本人確認書類とは、運転免許証、各種健康保険、パスポート、住民基本台帳カード、外国人登録証明書、在留カード、各種年金手帳、住民票の写しおよび印鑑登録証明書(発行日より6ヶ月以内のもの・コピーではなく実物)となっている。
おすすめとしては、やはり運転免許証、あるいは健康保険証が良いだろう。これら2つは、あらゆる場面で身分証明書として使われているものであるため、なじみ深いと感じる人が多いだろう。
ひまわり証券に送るための方法としては、アップロード、メール添付、FAX、郵送のいずれかを自由に選ぶことができる。自宅にスキャナーがある人は、webアップロードかメール添付が良い。
デジカメや携帯電話で写真を撮って送るのも構わない。身分証明書に記載されている文字がはっきりと写っていれば、問題なく次のステップに進むことができる。
アップロードやメール添付に関して何か不安に感じるような部分があるのであれば、FAXか郵送でも問題ない。身分証明書のコピーを封筒に入れて直接会社側に送るという方法を使ってもよい。
本人確認書類が無事にひまわり証券の担当者のもとに届けば、次に審査が始まる。そして、審査において特に問題がなければ、自宅に簡易書留郵便にてIDとパスワードが書かれた書類が送られてくる。
本人確認書類を送ってから、ID・パスワードが書かれた「口座開設完了のご案内」が届くまでにかかる期間は約1週間で、日数は5~10日程度である。
もし、いつになっても「口座開設完了のご案内」が来ないのであれば、審査で落ちたというケースが考えられる。一度メールを確認し、何か問題があったという内容のメールが来ていないかを確認してみよう。
審査基準に満たしていない場合、やはり審査落ちする可能性は高くなる。このため、口座開設を行う際には、まずは口座開設の審査の基準の項目を確認する必要がある。
審査落ちする例として、特に多いのが、上の基準を満たさない例である。ひまわり証券においては、年齢制限があり、まず未成年は無条件で利用できない。
また、金融資産が最低でも50万円以上ある必要がある。金融資産とは、現金預金や保有している株式、投資信託の時価を合計したものであり、必ずしも銀行に預けている預金額だけである必要はない。
さらに、ある程度の投資経験を持っている必要がある場合がある。特に、金融資産が少なく、かつ投資経験がない人の場合、口座開設の審査で引っかかる可能性が大きい。
「エコトレFX」を利用するために口座開設する場合も、はじめは「ひまわりFX」の口座開設を行うことになる。「ひまわりFX」の口座開設を行えば、その時点で同時にエコトレFXが利用できるようになる仕組みになっている。
後は、レギュラー口座からシストレ用の口座に入金した資金を移動すれば、いよいよ自動売買に取り組むことができる。一旦手動取引の口座に入金してから自動売買用の口座に移すという2段階の動作になるのが特徴といえる。