トレイダーズ証券のみんなのシストレといえばFXの自動売買ツールだが、スマホのアプリも用意されている。ストラテジーを選んで稼働開始させたり、稼働停止の操作ができる。特に外出中でも手軽に取引画面を開いて管理できるのがメリット。
パソコンからはログインして自由にストラテジーを稼働したり、運用を停止させることは絶対にできる。その一方でスマートフォンには対応していないところもある。対応していたとしてもブラウザから取引画面を開かないといけないことも多い。
そんな中で、みんなのシストレであればパソコンが手元にない場合であってもログインして取引画面における操作が、スマホのアプリを開くだけでできる。このメリットにより恩恵を受ける人はかなりの割合にのぼるだろう。
みんなのシストレの公式ホームページでは次の5つの長所があるとされている。
みんなのシストレをはじめとするFXの自動売買においては、利益を出してくれる優秀なストラテジーを選ぶことが収益を稼ぐ上で非常に重要となる。勝てるプログラムを選ばなければ儲からないのは間違いない。
しかし、ストラテジーを選ぶ際にはじっくりと数ある種類の中から慎重に選び抜かなければ、勝てるプログラムを手にすることが難しい。これにはやや時間がかかるケースも少なくない。
そこで便利なのがスマホ経由でストラテジーを選定することではないか。スマホからログインして選べれば、パソコンが手元にはない外出先であっても手軽にストラテジーのこれまでの実績やフォロワー数を見ることができる。
みんなのシストレでは数百種類のストラテジーが取り扱われているわけだが、それらを収益順やフォロワー数の順にランキング化したり、投資金額目安の具体的な数値の範囲に限定してスクリーニングを行うことをスマホのアプリでも行える。
こうした作業はパソコンの前ではなかなか進まないが、外出先でのちょっとした暇な時間を使って行うことは簡単というケースも多い。電車の中での時間にこれらの作業を行う人も多いようだ。
ところで、スマホのアプリがなくてもGoogle ChromeやSafari、Firefoxなどのブラウザを経由してログインして操作すればそれで済むのではないかという見方も少なくない。アプリがないことがデメリットとはならないという意見だ。
確かにアプリ自体がなくてもログインすることは可能なのは事実である。しかし、不便になる可能性は否定できない。
ブラウザ経由だとデータ通信量が大きくなる傾向にある。通常のブログやニュース記事の場合は固定ページで動的な要素がないためデータ通信量は多くても数百kbと少ないものの、リアルタイムの価格が表示されるFXの取引画面では通信するデータ量が多くなってしまう。
ほとんどの携帯電話会社では1か月のデータ通信量の上限が設けられているため、みんなのシストレの取引画面にログインし放題というわけにはいかない。Wi-Fiを使えばこの懸念が解消されるものの、付近にそれが飛んでいない場所も多い。
そこで、アプリを使えば無駄なブラウザに比べてデータ通信が減るため、プランで決められたデータ通信量を節約することができる。また、みんなのシストレのアプリでどれくらいの通信量が使われているのかも簡単に把握できる。
さらに、アプリならホーム画面からワンクリックでログインができる。より手軽に取引画面を開いたりストラテジーのランキングを閲覧することができる点は大きなメリットである。