みんなのシストレに特有の欠点やデメリットとして、どんなものが挙げられるのか。他社に劣るところの内容について説明する。
みんなのシストレは、「選ぶタイプ」の自動売買として、ミラートレーダーと似たようなソフトとなっている。1,000通貨という少額資金からの取引が可能であり、選択型シストレの種類の中では数少ないオンライン証券会社の1つとなっている。
しかし、残念な欠点・デメリットも存在することは確かである。まず、公式アプリから直接自動売買には参加できない点である。したがって、スマホ(Android、i-Phone)経由ではシステムトレードの管理画面を操作することができない。
また、選択型シストレの種類の中でも、Tradencyの「ミラートレーダー」を自動売買ソフトとして採用しているオンライン証券各社と比較して登場時期が遅かったこともあり、「後発組」の仲間に部類する。
後発組ということで、人気度で圧倒しているインヴァスト証券などと比べると、まだまだ人気度はそれほど高くはない。利用者が多くはないという点も、欠点といえるかもしれない。
さらに、用意されているストラテジーの中でも、収益率が飛び抜けて高い数値を誇るものがないのも、みんなのシストレならではの特徴となっている。ミラートレーダーの場合、ストラテジーの種類が数百種類にも及ぶことから、年間の収益率が100%を超えるようなモノが存在する。
しかし、みんなのシストレにおいては、年間の収益率が20%くらいが上限となっている。安定した収益率を誇ると言うことで、リスクは大きくはない。しかし、ハイリスク・ハイリターン型のストラテジーを使いたいと考えている人にとっては、デメリットと感じるかもしれない。