FX取引の自動売買のシグナルである「ループイフダン」で有名なアイネット証券は果たして安全な会社なのか。安心して大切な資産を預けることができるFX業者であるといわれているが、これは事実なのか。
結論から言うと、「安心・安全の証券会社」である。裁量取引であっても自動売買の「シストレi-NET」であっても、特に不安に思うような要素は一切見当たらない。
アイネット証券とは、東京都千代田区の東京駅の近くに本社を持っている会社であり、設立されたのは2003年の11月である。もう起業されてから10年以上の歴史を持っていて、FX業界の中では比較的長い。
2008年にはISホールディングスの子会社化して、金融業に特化した親会社のもとで安定した経営を実現している。なお、ISホールディングるの傘下の会社には、他にひまわり証券や外為オンライン、ライブスター証券などがあり、同じ業種の企業との関係もある。
アイネット証券における資本金は10億円を超えていて、FX会社としては決して問題のある数値ではない。自己資本比率は、2015年の9月末の時点で1,106.0%となっていて、こちらも高い値となっている。
金融業を営む企業としては安定していて、特に不安に思うような要素はない。このままの経営が安定している限りは、倒産するといった可能性も皆無であるといえるだろう。
また、アイネット証券は日本の法人企業であり、金融商品取引法によって規定されている金融商品取引業者であるため、法律上の義務によって完全な信託保全が行われている。
したがって、海外の怪しいFX業者のように、突然廃業して預けた資金が戻ってこなくなるという可能性がゼロである。万が一の業者側の経営が危うい状態になっても、証拠金が守られる仕組みになっている。
信託保全に関しては、裁量取引の口座だけなく、「シストレi-NET」の口座も含まれる。そのため、ループイフダンなどのFXの自動売買のシグナルを利用するために証拠金を預けている資産もしっかりと保全されるので、安心して利用できる。
ただし、これはあくまでも預けている証拠金に限った話であり、FX取引の為替変動によって発生した損失についてはもちろん保障の対象ではない。為替取引で損した場合のダメージは100%被ってしまう。
このため、できる限り為替変動による損失を抑えるために、リスク管理をしっかりと行わなければならない。もちろん、ループイフダンなどの「シストレi-NET」の自動売買も同じである。
社名 株式会社アイネット証券(英文名:i-NET Securities Co., Ltd.)
設立 平成15年11月6日
資本金 1,100,000,000円(平成22年8月27日現在)