FXプライムの「ちょいトレFX」の評価について、スプレッドや手数料コスト、ツールのメリット・デメリット、人気度などの点から評価する。「選べるミラートレーダー」と同じくシステムトレードのツールであり、どんな点で評価でき、どんなところで高い評判を得ているのかを説明する。
コスト | ストラテジー数 | 通貨ペア数 | ツール | 少額投資 | 人気度 | 総合評価 | |
評価 | S | S | B | S | C | A | A |
ちょいトレFXの最大の特徴といえば、ストラテジーを自由に作ることができる点であろう。ストラテジーは「選べるミラートレーダー」と同じように、業者側が用意しているストラテジーの一覧の中から選ぶことができる。
また、「選べるミラートレーダー」ではカスタマイズができない一方で、ちょいトレFXではストラテジーのカスタマイズができる点で「選べるミラートレーダー」と大きく異なる。さらに、自分で完全にストラテジーを自作することも可能である。
指定したいテクニカル指標や時間足については、用意されているブラウザ上の項目から、自分の好きな項目や数値を指定することができる。ただ選ぶのではなく、自由にテクニカル指標を組むこともでき、自由に時間足を指定することができるのがちょいトレFXの最大のメリットである。
ちょいトレFXの場合、スプレッド幅はミラートレーダーよりも小さい。MT4という自動売買(FXプライムでは取り扱っていない)と同等のスプレッドとなっている。
取引コストが小さい分、手数料が全体の収益に対して占める大きさが小さくなる点から、効率的な資産運用を実現することが可能であろう。特に、短期売買では、手数料もコスト面が影響する規模が大きくなるため、メリットとなる。
たとえば、米ドル/日本円のスプレッドは1.0銭と、裁量トレードとほとんど変わらない。このように、低コストで取引できるところから、さまざまな自動売買の種類が存在する中で、ちょいトレFXのスプレッド面での評価は高い。
もし、短期売買の性質を持つストラテジーを用いることを目的に、低スプレッドで参加できる自動売買を探しているのであれば、候補の1つとなるだろう。少しの利幅で利食いするプログラムを使うなら、やはりスプレッドが小さいところが好ましい。
ちょいトレFXの2番目のメリットは、自動売買ツールがスマホ(android/iphone)に対応している点である。スマホに対応していることによりメリットとしては、外出中であってもストラテジーの運用成績の確認ができる点や、どんなストラテジーを選ぶのかを暇な時間に検討することができる点などが挙げられる。
自動売買とはいえ、やはりスマホに対応していることによりメリットは大きいだろう。たとえば、稼働しているストラテジーが世の中の突然の出来事による相場の急変によって損失を急激に出し始めた場合に、スマホを利用することができる環境であれば、そのストラテジーを急いで止めることができる。
できるだけ損失を抑えることがFXで利益を伸ばすポイントであるため、損失の損切りは大切な行動だ。スマホで損失を限定できる状況は、当然あるのが好ましい。
社名:株式会社FXプライムbyGMO(英文:FX PRIME by GMO Corporation)
設立:2003年(平成15年)9月24日
資本金:13億6,487万5千円
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