FXプライムの自動売買「ちょいトレFX」のスプレッド幅は、システムトレードの中でも比較的低コストに分類される。ミラートレーダーなどの選択型シストレとは少し異なる特徴をもつで、単純に比較することはできないが、自動売買の中でもスプレッドに関しては、特に欠点はない。
通貨ペア | スプレッド |
USD/JPY | 1.0銭 |
EUR/JPY | 3.0銭 |
AUD/JPY |
3.0銭 |
NZD/JPY |
3.0銭 |
GBP/JPY |
3.0銭 |
CHF/JPY | 5.0銭 |
EUR/USD |
3.0銭 |
AUD/USD | 4.0銭 |
GBP/USD | 4.0銭 |
MT4(メタトレーダー)は、特に取引コストが安い自動売買として有名であるが、「ちょいトレFX」もまた、取引コスト自体はスプレッドが小さいのが特徴であり、ミラートレーダーなどの自動売買よりもスプレッドが小さい。スプレッド幅の大きさとしては、ほぼMT4と等しい。
スプレッド幅が小さければ、コツコツと少しずつ利食いしていくようなストラテジーを利用したとしても、運用損益に占めるコストの割合が小さく済み、より効率的に収益を狙えるのがメリットである。
MT4の人気が高い理由としては、やはりスプレッドがほとんど裁量トレードと同じ値である点が挙げられる。このため、「ちょいトレFX」も同じように、スプレッドが小さい点が、選ばれる理由の1つとなっている。
もちろん、スプレッドの低さだけが自動売買を評価するポイントとはならない。しかし、取引コストが小さければ、資産運用の観点からは、少なくないメリットがあるのは確かである。
「ちょいトレFX」には、スプレッドの他にもコストがかかる点がある。それが、VPSサービスと契約しなければならない点である。ミラートレーダーと違って、こちらには業者側のサーバーを直接利用する仕組みにはなっていない。したがって、自動売買をしたくても、パソコンの電源を切ってしまうと、自動売買による取引が止まってしまうのだ。
自動売買を運用し続けるためには、VPSサービスという第三者のサーバーを借りて、そこでストラテジーを動かさなければならない。しかし、VPSを利用するには費用がかかり、その分コストとなってしまう。
ミラートレーダーなどの選択型システムトレードの場合は、業者側のサーバーで取引が自動的に行われる。このため、追加で支払う手数料もなく、発生するコストはスプレッド幅として提示されたpips幅だけとなっている。スプレッドが大きいとはいえ、サーバー利用料のようなコスト分もそれに含まれているのが、ミラートレーダーなのである。
ちょいトレFXのスプレッド幅だけについては、ミラートレーダーよりも大幅に小さい。しかし、VPSサービスが要らないミラートレーダーと違って、追加にコストがかかってしまうのがちょいトレFXなのだ。