OANDA Japanでは、スキャルピングに関する規制はMT4、裁量口座のForex Traderともに特にはない。一般的に数秒から数分の間に往復取引を行う超短期売買の手法を指すが、これを禁止はしていない。したがって、新規エントリーしてから数秒~数分以内に決済注文を入れて損益確定しても問題はない。
ティックチャートを用いて超短期売買に挑戦し、スキャルピングを繰り返し行うFX会社としてもOANDA Japanは最適であるといえる。実践する口座としては、MT4であってもForex Traderの方であってもよい。
特にMT4ユーザーにとっては、OANDA Japanはスプレッド幅が小さいことから、スキャルピングをはじめとする短期売買型の戦略を実践するところとしてはメリットが大きい。小さな値幅ごとに収益を狙っていく場合、どうしても損益結果に対するスプレッド幅によるコスト面の占める割合は大きくなる。
このような状態の中では、スプレッド幅が小さいほどコスト面が安く済み、その分相対的に収益の期待度が大きくなる。取引回数が増えれば増えるほど、この影響は増える。このため、スキャルピング手法では低スプレッドという条件が重要になる。
さらに、OANDA Japanでは約定力も比較的高い。成行注文を入れると、スリッページがほとんどなく、希望していた価格で約定されることが多い。もちろん、相場の急変時にはタイムラグが少し発生することによって希望の価格では約定ではない可能性もある。とはいえ、相場が安定していて特に何もない状態であれば約定力は十分にあるのは間違いない。
ただし、取引数量が多い中で高頻度にスキャルピングを行い続けると、OANDA Japan側から取引が停止されられてしまう可能性はある。取引数量が多い中で高頻度に新規・決済の発注を繰り返してしまうと業者側のサーバーに過剰な負担がかかってしまう。
サーバーへ過度な負担がかかってしまうと、システムがダウンしてしまう可能性も発生してしまうことから、これの原因となるユーザーの取引が止められる可能性も否定できない。したがって、スキャルピングを行うにしても、取引回数はほどほどに抑えておき、過剰な高頻度取引は避けた方がよい。