OANDA Japanの口座開設を新規で申し込む際にはマイナンバーが必要となる。提出する身分証明書として、個人番号カードかマイナンバー通知カードのどちらかのコピーを提出することが求められる。これを行わないと入金・ログインすることはできない。
口座開設においては審査があるが、マイナンバーを提出しないと審査に入れない。したがって、これをOANDA Japan宛てに出さなければ実際にFX取引はできないというわけである。MT4口座においても同じである。
送付方法としては、スキャンしたりスマートフォン・携帯電話のカメラ機能で写真を撮ったものをWebへアップロードする・メールで送る・郵送するの3つの方法がある。
顔写真が入っている個人番号カード(マイナンバーカード)を持っているのであれば、身分証明書として必要な書類はこれだけで十分となる。他に提出するものはない。すでに個人番号に切り替えた人であれば、この作業で手間はかからない。
マイナンバー通知カードを持っている人の場合、OANDA Japanに提出する身分証明書としてはこれだけでは足りない。追加で運転免許証や住民基本台帳カードなどの顔写真付きの身分証明書を1つ提出するか、健康保険証や印鑑証明書などの写真なしのものを2つコピーを送らなければならない。
このことから、通知カードを持っている人の場合は個人番号カードを持っている人と比べると少し手間がかかることになるのは避けられない。とはいえ、2つ出すだけであるため、それほど負担とはならないだろう。
提出する身分証明書の組み合わせとしては、マイナンバー通知カードと運転免許証の2つを提出するという人が多いようだ。個人番号カードに切り替えている人はあまりいなく、現実としては通知カードのままの例がまだまだ主流となっている。
なお、このマイナンバーのコピーを送るというのは日本国内のすべての証券会社やFX会社に共通することである。法律でマイナンバーを新規口座開設の際に提出することが義務づけられているためだ。拠点を日本国内に置くOANDA Japanもこの例外ではない。
身分証明書としてマイナンバーを使うことは日常では少ないかもしれない。やはり、主流は運転免許証であろう。しかし、金融資産の投資の初期準備を行うところでは大切なものである。
一度新規で申し込みを行う際にマイナンバーを出せば、後に再び提出を求められることは基本的にない。あくまでも初めて口座を作る際に出す書類であると受け止めても問題ないだろう。